中年以降の目の病気について
  大分大学医学部附属病院 眼科学教授
 久保田 敏昭 先生
(眼科外来診察日 毎週水曜日 午前)
 

 ある程度の年齢以上の方に多くみられ、視力障害の原因になっている病気は白内障、緑内障、加齢黄斑変性、および糖尿病網膜症などの網膜血管病変が主です。
日本では失明の原因疾患の第1位は緑内障で、第2位は糖尿病網膜症です。白内障は患者さんの数は多いですが、多くは手術で速やかに視力を取り戻すことができます。
緑内障は年齢に伴い罹病率が高くなる疾患で進行しないような治療が必要です。
糖尿病網膜症は糖尿病の合併症で血糖コントロールがうまくいかない場合や、糖尿病を長く患っている方に起こりやすく、中年以降に多く見られます。
加齢黄斑変性は中心視力に大事な黄斑が加齢に伴い、悪くなってしまうことから起こる疾患です。
網膜静脈閉塞症や裂孔原性網膜剥離も中年以降の方の視力障害の原因になる病気です。
このように加齢と共にいろいろな眼疾患が発症しやすくなるので、50歳を過ぎたら眼科の定期検査をお勧めします。
 当院では外来で一般眼科検査を行います。専門的な検査・治療が必要な患者さんには大分大学医学部附属病院などの専門病院を紹介してます。

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