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経鼻的胃カメラ


正式には経鼻的胃内視鏡検査と言います。径5.9oの内視鏡を鼻から挿入し、下咽頭、喉頭を観察してから食道、胃、十二指腸を観察します。肉眼的に正確な診断が出来ないときは細胞を採取します。この検査は舌の奥の敏感な部分に内視鏡が触れないことから、嘔吐反射が無いかあっても軽微なため安定剤を注射する必要はありません。そのため実況説明を受けながら検査が出来ます。通常安定剤を注射しないため検査後、直ぐに自動車を運転して帰ることも可能です。鼻腔を入念に表面麻酔してから挿入しますが稀に鼻がしみることがあります。その場合は無理をせず経口的に挿入するので心配ありません。